食べ物のことしか考えられないダメ人間です。
今日は、

みずほ銀行システム障害多すぎませんか?
いつもサイト訪問ありがとうございます。(感謝です。)

僕もその中の一人。
「果たして、このままメインバンクとして使い続けていいのか。」
不安になっている人も多いかと思います。
僕自身はweb業界におり、システム開発にも多少理解があるので、トラブルになった原因が推察できます。
そして、トラブルや不具合の可能性は、前々からいろんなところから入ってきていました↓
例えば、この動画。
実際にみずほで実務のある、現役エンジニアさんが解説しています。
このような僕自身がweb業界やプログラミングの経験から、いくつかの原因が推測しました。また、その経緯を時系列にまとめました。
最後にはできる対策を紹介しています。
みずほ銀行でシステム障害が続発する原因
みずほ銀行でシステム障害が続発する原因を紹介します。
1.いろんな銀行が集まってできたのが、みずほ銀行だから
システム障害が続発する原因と言われているもの一つは「いろんな銀行が集まってできているから」です。
知らない人も多いかと思いますが、「銀行というものは合体して出来ている」歴史があります。
ちなみにみずほ銀行は、富士銀行、日本興業銀行、第一勧業銀行が合体してできてます。(名前の漢字多すぎ…..)
その際に、Aのシステム、Bのシステム、Cのシステムを抱き合わせました。要するにツギハギみたいなシステムを作ってます。これが大きな原因です。
そして、システムを新しくするにも、「もし新システムに顧客情報を移動する時に消えたら……」という恐怖が、銀行側にあるので、新システムに移すことができなくなっています。
なので一部のエンジニアの間では、「まるでどうしようもできない時限爆弾だ。」と言われていたりもします。
参考:https://www.youtube.com/watch?v=nd2Dgse2FUc
こちらの動画がわかりやすくまとまっています。ちょっと専門用語多めです(アジャイル開発が主流なんですよね)
2.上司への確認が複雑
システム障害が続発する原因と言われているもの2つ目は、上司への確認が複雑だからです。
これは大企業あるあるなのですが、何か行動する際にも、Aさんにも許可を取って、Bさんにも許可を取って、Cさんにも
……とやっているうちに気づけば1ヶ月みたいことがザラです!
これだとお客さんのために現場が直したいと思っても、すぐに実行されることはないですよね…..!
このようなことから誰も手が出せなくなっています。
3.社内に最先端のエンジニアがいない
システム障害が続発する原因と言われているもの3つ目は、社内にエンジニアがいないからです。
「え?みずほのトラブルはみずほのエンジニアが解決するんじゃないの?」と思っている方もいらっしゃると思います。
しかし実態は、自分の会社で補うことができず他の会社に任せています。
また、社内エンジニアがいたとしても、最先端の知識がないとすぐにセキュリティを突破されてしまう可能性があるので、最先端の知識を持つエンジニアにお願いするしかないのです。
余談ですが、IT業界は闇が深いのですが、IT業界は下請け構造になっていて障害対応に強い現場は一番の下の立場になっていて何もできません。
また、技術に明るいエンジニアが若い場合、年功序列なので全権まかせることはできず、これも時限爆弾の要因になっています。
エンジニアはどれだけ最先端の知識を持っているかの世界なので、年功序列には向いていません。
今まで起こった、みずほ銀行システム障害時系列まとめ。
みずほ銀行で起こった、システム障害を時系列にまとめました!
「みずほ銀行」またトラブル 去年8回・・・なぜ繰り返す?(2022年1月11日)
ANNより
みずほ銀行 法人向けサイトの不具合解消も原因不明(2022年1月11日)
ANNより
みずほ銀行 障害の原因はハードディスクの経年劣化(2021年10月9日)
ANNより
みずほ5回目システム障害 原因特定できず報告へ(2021年8月31日)
ANNより
みずほでまたトラブル ATM約130台一時使えず(2021年8月23日)
ANNより
みずほ銀行 システムトラブルで店頭取引が不能(2021年8月20日)
ANNより
みずほ銀行 ATM障害時「通帳・カードすぐ返却」に(2021年4月6日)
ANNより
みずほ銀行 またATM一時障害 最大3時間使えず(2021年3月4日)
ANNより
「こまった」続出 システム移行でみずほのATM停止(18/07/15)
ANNより
みずほ銀行 ATMなど一時停止へ ネット取引も影響(18/06/09)
ANNより
となっていました!なかなか闇が深い…..
みずほ銀行システム障害で個人ができる対策
みずほ銀行システム障害で個人ができる対策を紹介します。
1000万円までは、国が補償してくれる
1000万円までは国が補償してくれるので、貯金額1000万円の人は大丈夫です。
1000万円以上の人は、複数の銀行口座を持つ
1000万円以上の人は、必ず口座を分けるようにしましょう!
それぞれの口座に1000万円以下で振り分けてくださいね。
大手ではなく、ITの知識がある会社を選ぶ
「大手だから安心だよね〜」はプログラミングの世界では逆になります。
「大手だから、システムも複雑で動き遅いよね〜」が、プログラミングの世界です。
ITスキルの高い銀行を選びましょう。
大規模システムの都市伝説
銀行のシステム障害はわざと起こされる?
一部の人々の間では、「大手銀行のシステム障害は、内部で意図的に引き起こされることがある」という都市伝説が存在します。理由としては、資金洗浄(マネーロンダリング)や、特定の取引の遅延・キャンセルを狙ったものではないかという憶測が飛び交っています。
特に、障害が発生するタイミングが「経済的に重要なイベントの直前や直後」である場合、この噂が広まることがあります。しかし、実際には大規模な金融システムは複雑で、アップデートやシステム移行のミスが主な原因とされています。
新幹線は止められないシステム?
日本の新幹線の運行システムは極めて高度に設計されており、「どんなシステム障害が発生しても、完全に止まることはない」という都市伝説があります。これには、新幹線が自動停止するATC(自動列車制御装置)や冗長化されたシステムがあるため、「仮に中央システムが停止しても、新幹線は動き続ける」という説があるのです。
しかし、実際にはシステム障害によって新幹線が長時間停止した事例もあり、絶対に止まらないわけではありません。それでも、その信頼性の高さから「システム障害でも止まらない神話」が生まれたのかもしれません。
まとめ:みずほ銀行のシステムは大きすぎて、潰して新しくできない
いかがだったでしょうか?
エンジニアから見ると、みずほ銀行のシステムは、
古くて大きいボロボロの家が雨漏りしまくっているので、とりあえず雨漏りは防ごうとしているけど、怖くて新築は立てられない。
「大手だから安心!はITの世界では逆になる……」
そんな感じです!

不具合なくなって欲しいです。
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